リフォームの流れ

リフォームの流れ

1.お問い合わせ・現地調査

お電話、メールなどでお問い合わせをいただくと、概要をお聞きした上でまずは調査に伺います。
屋根に上らせていただき、瓦の割れ、欠け、剥がれ、ズレなどの確認や、瓦をめくって下地の点検を行います。雨漏りの原因になりやすい谷樋や壁の状態も併せて調べます。

2.調査報告書・お見積もり書の提出

お写真で分かりやすい報告書と、必要な補修、それに要する費用をお伝えします。 ご納得いただければご契約となります。 もし予算が合わない場合には、緊急に行うべき補修と、後からでも良いものなどに分けてご提案することもあります。

3.工程説明

どのようなスケジュールで屋根葺き替えが進んでいくかをご説明します。
大掛かりなものではお客様のストレスも溜まりやすいので、ここで十分にすり合わせをしておくことが大切です。工期は和形瓦で屋根面積の大きいお宅だと2~3週間、一般的な大きさのお宅で10日~2週間、平板瓦の場合は4日~1週間が目安です。

4.許可申請・近隣ご挨拶

葺き替えの際、道路を使用する場合は、最寄りの警察署で道路使用許可の申請をします。
また、近隣のお宅に着工前のご挨拶をします。

5.足場設置・養生

高所作業のため、安全に作業を行うための足場の設置をします。
また、落下物によりお客様や近隣の方々に危険にさらさないよう、防護ネットなどの安全対策の徹底をします。

施工開始

6.解体工事

瓦土や瓦の破片などを掃除します。
下葺き材や、桟木なども撤去します。

7.下地材の補強

垂木の状態が悪い所は補修し、平らでない所は当て木をした後、針葉樹合板を張ります。
下地工事の出来次第で仕上がり具合が変わるので気は抜けません。

8.下葺き材張り

下葺き材(ルーフィングと呼ばれ、防水機能がある)に穴やキズが付かないように、野地面にタッカー(建築用ホッチキス)で留めていきます。

9.瓦桟打ち

瓦をひっかけて止めるための桟木を打っていきます。
縦桟木を垂木上に張り、瓦の葺き足寸法で墨を打ち、瓦桟木を縦桟木上で固定します。
これでようやく瓦を葺く準備が整いました。

10.瓦上げ

瓦を上げ、屋根面に仮置きします。

11.瓦葺き

横の瓦割りをし、軒瓦・袖瓦を3か所止めで葺きます。
桟瓦は全数釘打ち、またはビスで固定します。焼き物である瓦は1枚1枚微妙に色や形が異なっています。
並んだ時にいかに美しく見えるように葺くかは、瓦葺き職人の腕の見せどころです。
職人さんたちは皆、一瞬の判断で瓦を選別し葺いていきます。

12.棟積み

鬼瓦を設置し、棟土には瓦専用モルタルを使用し、のし瓦を緊結して積みます。冠瓦をかぶせて完成です。

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